オンガクカンキョウソウゾウカ?

この友達を! 大切にしたいです!
芸大に関係ないところでゼロからやり直す
プロジェクト4 学部4年 Y. T. さん

プロジェクト4に所属し、イベントの度にいろいろな格好でパフォーマンスをしている愉快な田島さん。彼女の愉快な面の裏に隠された悩みや考え、そしてこれからに迫る。インタビューの際も語尾全てに「あははは」と愉快に語ってくれました。

入学前の音楽スキル

――入学前から音楽はやっていたんですか?

入学前は一応ピアノをやっていました。クラシックとジャズです。

――では入試ではピアノを弾かれたんですか?

入試では作ったアニメーションをみせました。

あんまり音楽には詳しくなかったんですよ(笑)。作ったアニメーションを流して、原稿を丸読みしました。

――どんな原稿だったんですか?

映像のPRと志望動機を書いたものです。提出したアニメーションが賞をとった物だったので、受賞歴自慢とかですね。結構みとめられたけどどーですか?みたいな(笑)。

4年間の活動遍歴

――それでは4年間の活動遍歴について教えてもらえますか?

えーっと。。確か大学に入ってすぐぐらいの時期に、ICC(*1)の企画で「The Way Sensing Go」というのに同期の人達と参加して、粘土のアニメーションを作りました。夏はひたすら芸祭の神輿製作でしたね。あとは、「おっとり舎」(*2)を借りてジャニーズについて考えるイベントを開いたり、先輩の作品に出演したりですね。アートパスにも同期みんなで作品を出しました。まだまだ他にもありますけど、それ以外は神輿製作で一緒になった美術の人と遊んでましたね。

――すごい濃い1年ですね。

大学に入って、やってやるぞー!って燃えてたんでしょう(笑)。いい経験が沢山できたと思っています。2年生の時は、「放課後」(*3)でウインドーズという企画を建築科の人達とやったりして、これまたその人達と遊んでました(笑)。それ以外だと、放課後の人たちを中心に組んだ「撲殺された放課後」というバンドに参加して、いろんなとこでライブしましたね。練習は1回も参加した事なかったですけど(笑)。

――練習でなくて大丈夫だったんですか?

大丈夫だったと信じています(笑)。ただ前に立って叫ぶだけのパートだったので。2年生の頃も結構積極的に活動してましたね。あと旅行にも沢山行きました。「撲殺された放課後」のみんなで広島にいったり、大学の先輩や友人、助手さんと沖縄にも行きましたね。

――すごく大学生してる感満載でうらやましいです。3年生もそんな感じでしたか?

3年生はあまり記憶にありません(笑)。先輩や同期の作品に出演したりしましたが、自分で作品を作るって事はあまりしませんでしたね。思いつきでアメリカに行ったりしましたけど。オフシーズンでしたね。

――今年はどうですか?

(質問をさえぎって)まだオフシーズンです。バーベキューしたりしてます。

――楽しい4年間を過ごしてそうですね。

はい(笑)。 おかげさまで。

――プロジェクトではどんなことをしているんですか?

演劇と竹馬ですね。最近は自分で作品を作るってことは余りしてなくて、先輩だったり、同期の作品に出演したりしてます。

――竹馬?

2年生の時に竹馬を使った演劇?を作ったんです。小道具的に乗っただけですけど(笑)。

芸大の入学前後の考え方の変化

――まず、音環に入学しようとおもった理由を教えてください。

芸大に入って何かこれがしたい!というものがあったのでは無く、芸大に入ればなんとかなると思っていました(笑)。あとは、芸大生の友達ほしいなーって思ってました。

――友達できましたか?

1年生の頃から上野の音校の人や美術学部の人とかともBBQしたりして遊びました。音環の子ともよく遊びに行ったり旅行したりしますね。同期はもちろん先輩も後輩も。この友達を!大切にしたいです!

――いい話ですね。芸大に入ってなんとかなりましたか?

4年生になってこりゃ外にでれないな!って思っちゃって。やっぱり音環って何をしてもいい学科なんで4年間もすごしちゃうと、いろんなことがこんがらがってきてなにしていいか解らなくなるんですよ(笑)。悩んでない人もいるだろうけど、私の周りもそんな人ばっかりで。なにもわかんないよぉおおおスパイラルです(笑)。今は1回芸大とは関係ないところで1からやり直そうと思っています。

—どうしてやり直そうと?

わたし、横浜の映像の院に行きたかったんです。音環に入ったらつながってるんだと思ってたんですよ(笑)。じつは(笑)。勘違い(笑)。でも音環で映像じゃないことやってたら、なんか違うかも、って思い始めて、ゼロから悩みはじめました!

――なるほど。ちなみにどこに行くんですか?

専門学校に行って技術を身につけたいと思っています。

受験生に一言

――音環をめざしている受験生に音環のセールスポイントを教えてください。

音楽環境創造科って、とりあえず色んなことをやってみなさい っていうお父さんお母さんみたいな学科だから、なんでもとりあえずやってみようって雰囲気が他の科よりもあるんじゃないかな!それが音楽環境創造科のいいところ!ですよね。

歌ばっかり歌ってる4年間

――最後に何か一言お願いします。

ほんとは声楽科に入れる実力があったかもしれないけど、声楽に入ったら歌ばっかり歌ってる4年間だったと思うので、音環に入ってこてんぱんに何をしていいのかわからない状態になったのがよかったと思います。あとは、先ほども言いましたが、やっぱり同期はもちろん先輩も後輩も。この友達を!大切にしたいです!につきますね。

 

*1 NTTインターコミュニケーション・センター。

*2 東京北千住にあったアートスペース。音楽家、美術家、建築家が運営を行い、作品の制作、発表の場としてしようしていた。現在はおっとり社と名前を変えて活動を続けている。

*3 音楽環境想像科の学生が中心となって、千住緑町で運営していたオルタナティブアートスペース。「おっとり舎」を引き継ぎ、改築。ライブイベントやトークイベント、バンド練習等々いろいろなイベントを行っていた。2011年に場所自体は消滅。現在は誕生日会やライブイベント等、特定の場所にこだわらず活動中

 

以下の文章はインタビュー後彼女から送られて来た自作テキストカットインタビューです。

(kmt=筆者 bco=田島)

bco こんにちは!今日はどうぞ宜しくお願い致します。音楽環境創造科学部4年田島由深といいます。

kmt こんにちは。音楽環境創造科の現在学部4年の田島さんなんですよね?

bco はい、そうです。専攻は舞台芸術です。音楽環境創造科ではプロジェクトとよばれるゼミが5つあり、所属するプロジェクトを答えることで自分の専門を伝えることができます。私はプロジェクト4に所属しているということになります。専攻は舞台芸術です。つまり、私はプロジェクト4に所属しているということになります。

kmt なるほど。プロ4ということですね。わかりました。プロ4、ときいただけで大体あなたのことが把握できました。音楽環境創造科の人というだけではわかりませんでしたが、プロ4ということですね。

bco はい、プロ4ということです。

kmt なるほど。

bco しかし、専門以外の授業も学ぶようなカリキュラムになっているところがこの科のいいところなんです!しかももっといえば他の学科や学部の授業を受けることだってできるんですよ!私の一週間のモデルケースをお教えしてもよろしいでしょうか?

kmt はい、ではせっかくなので教えて下さい。

bco 月曜日はさっそく美術学部の授業を聴講。美術解剖という授業です。それから一般科目の天才学を聴講。それからバイト。火曜日はプロジェクト。演劇の授業です。それからバイト。水曜日も美術解剖を聴講。それからバイト。木曜日はオフなのでバイトに。金曜日は身体芸術論。それからバイトです。

kmt なるほど。

bco このようにバイトとの両立も頑張れるんですよ!でも一年生のころなんてホントに大変!やりたいことがありすぎて授業を詰め込みすぎちゃって…(笑)。あは☆

kmt 他の学科の人もそんなかんじなんですか?

bco ん〜でもよくわからない☆(ローラ)

kmt そうですか。

bco 入学前は一応ピアノをやっていました。クラシックとジャズです。なので入試では作ったアニメーションを見せました。

kmt 音楽スキルで入学したわけではないんですね。

bco はいそうです。

kmt 確認しただけです。

bco 音環って素晴らしいところですよね。

kmt はい。

bco はい。終わりですか?

kmt 終わりですか?

bco はい。

kmt はい。

bco あははは。

kmt あははは。 (了 2012年7月)

 

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