オンガクカンキョウソウゾウカ?

様々なジャンルの音楽を少しずつ吸収していく
  
プロジェクト1 学部2年 足立美緒さん

唱歌が好き。民謡も好き。でも電子音楽も作りたい。
1つの枠にとらわれず、アグレッシブに活動する足立さんの素顔に迫る!

教職、けっこう大変です…

――まずはプロジェクトで何をやっているか教えてください

去年から力を入れて取り組んでいるのは電子音楽ですね。去年の11月に開催されるミュージックフェスタ(*1)やアートパスでも音響作品作って出品しました。入学して一番興味を持った分野でもあったし、今後も力を入れて取り組んでいきたいです。

あともう1つ興味があるのは歌系ですね。特に昔から民謡とか唱歌が好きで以前はよく単旋律の音楽とか書いてました。

――ゼミはどこに所属していますか?

香取先生のゼミですね。ジャズ・ポピュラー音楽です。香取先生は理論をすごくきちんと教えてくれる方ですね。習熟度別に教えてくれたりもするので、ジャズの経験がなかったりコードが分からない人とかでも大丈夫だと思います。

――足立さんは電子音楽のほうに興味があるんですよね?その上で香取ゼミを選択した理由はなんですか?

響きに興味が会ってコードを香取ゼミで勉強したかったからです。電子音楽は欲しい音を自分で作れて、そして具体音を使って意味性を取り入れられるというところに興味があってその中でもわりとメロディーとかハーモニーのあるものを作ってます。あと電子音楽に興味がありながらあまり音楽に電気を使いたくないので、生楽器の演奏系も作れるようになれればと思っています。

――では今年の時間割どんな感じか見せてもらっても良いですか?

今年はけっこう実技系が多いかな、と思います(下欄に時間割掲載)。準備(練習等)が大変なのは独唱とピアノと和声くらいです。あとの和楽器実技とかは準備いらないかな。あと私は教職も取ってるんですが、教職けっこう大変です…。取りたい授業がなかなか取れなかったり。この中だと教育心理学、音楽科目教育法が必修、日本・東洋史、法学、和楽器実技は選択ですね。教職取るなら上野校舎での授業がすごく多くなります。今年は千住より上野のほうが多いかな。音環開設科目がまだなかなか取れてないのが悩みです。だから来年は千住校舎での授業が多いかも。

――やっぱ教職大変なんですね。おもしろい授業とかはありますか?

去年取ったのですが、ジャズポピュラー演習は楽しかったです。月曜4限に理論があって5限に演習という感じであって、理論のほうは試験が大変。演習のほうはみんなでソロ回ししたりとか、けっこう楽しくやってました。私はベースで参加しました。

――ちなみに1年次の必修科目、スタディスキルについてはどうでしたか?

うーん…、スタディスキルは半期でやる内容ではないかなと思いました。一番最初は上野公園と上野校舎の散歩でしたね。これはこれで楽しかったです(笑)あとアートパスの運営についてとかもありました。でもいきなりプロジェクトよりは良いかもしれない。実際プロジェクトって入学前のイメージでしか決められないじゃないですか。この間に入りたいプロジェクトが変わった人とかもけっこういます。私はずっと1で変わらないですけど。

――なるほど。スタディスキルはだいたい2週間ごとに担当の先生がローテーションしていきますが、どの先生の内容がおもしろかったですか?

亀川先生のスタディスキルはおもしろかったですね。録音調整室で自分の好きな音楽をみんなに聴かせて、それについて解説するという内容です。周りの人がどんな音楽を聴いてるのかがそこで初めて分かったし、そこでやっと全員覚えたという感じ。1年の最初にやるからこそ、良かったとも言えますね。

――音環概説はどうでしたか?

好きだったのは毛利先生の授業です。あと熊倉先生のも好きだったけど課題が大変ですね。毎回教科書(アーツマネジメント概論)の要約していかなきゃいけないし、アートプロジェクトを実際に見に行ってレポート書いたりもします。ちなみに私は取手アートプロジェクトに行きました。西岡先生の授業はグループワークでした。グループで1つ音響作品作るというものです。

意外と音環って認められてる

――では音環以外でなにか学外活動とかってしてますか?

まだこれからの話なんですが、デザイン科や他大学の人とファッションショーやるのでそれの音楽やります。

あとは個人的に映像作品作ってYouTubeとかに流したりしてます。

――入学前は音楽に関してどんなことをしていたのですか?

作曲とかはてきとうにやったりしてました。さっきも言ったように、歌系の曲(単旋律のもの)とか特に。ピアノは触ってはいたけど、ちゃんと習い始めたのは高校に入ってからです。あとベースもやっていました。あとよく文化発信プロジェクトとかに参加して和楽器に触れたりとかもしてました。

――アグレッシブですね。受験の自己表現は何をやりましたか?

曲作って踊りました。曲はピアノ曲ですね。あらかじめ録音したものを流しながら。

――踊ったんですか?

はい、実は(笑)舞台系をずっとやりたいとも思っていたんですよ。ダンスは小学校、中学校、高校とずっとやっていました。んでその流れで自分で曲も作ってみたくなったりして。ただ、興味があったのは自分が踊るとかよりも、舞台を作るほうですね。だから音環でもうちょっとプロジェクト4のことも学べるかと思ってたからちょっと残念。

――なるほど。意外ですね。入学前と後の考え方の変化とかはありますか?

さっき言ったように、もうちょっと領域横断できるのかと思ってました。例えば社会との関わり云々ってプロジェクト2とかプロジェクト5とかしかやってないじゃないですか。音環概説とか、カリキュラム的にはしてるけど、プロジェクト内ではやりにくいかなって。あとは音環って結構地域(足立区とか)と密着してなにかやることも多いんですね。プロジェクト1関係だと、11月にアートリエゾンセンター主催のミュージックフェスタとかがありますが、意外と音環けっこう認められてるんだなって思いました。もうちょっと嫌われる分野かと思ってたらそうでもない。意外と受け入れられてる。でもある意味音環の神秘性がうしなわれているのかなとも思いますね。

――最後になにか一言お願いします

うーん…、やりたいことはよく考えましょうね。

――それは…どういうことでしょう?

いや、mixiとかアートパスでよく受験生の子から質問がきたりするんですよ。「何をやればいいですか?」とか。たぶん受験に向けてとか自己表現のことだと思うんですけど。やりたいことやればいいと思いますよ。受験のときだけ自分作っても、入ってから困るだけですしね。

――貴重なご意見ありがとうございました(笑) (了 2012年7月)

 

*1 東京藝術大学アートリエゾンセンターが主催する企画。北千住校舎にて2日間で様々なコンサートや展示が行われる。企画や作品制作にプロジェクト1の学生が関わる。

履修科目

 

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